施設を管理することは、

人の日常を守ることだ

PEOPLE #03
施設管理事業部 施設管理課 主任
長島 貴宏
2020年 中途入社

空調設備の会社から当社へ転職。前職で得た設備に関する知識と経験をスケールアップさせながら、誰もが安心できる施設の維持管理に務めている。

INTERVIEW
1

安定した環境で
自分をスケールアップできる

当社に入社する前、私は空調設備の会社で営業職として働いていました。転職を考え始めたときに軸としていたのは、これまでの経験を活かしつつ、さらなるスキルアップをすること。そうして、空調だけでなく施設全体の設備に関われる施設管理の仕事に興味を持ったんです。そこから、施設管理を行う企業をいくつか見ていく中で、当社が静岡市内の多くの方が足を運ぶ「新静岡セノバ」を運営しており、安定した基盤を持っていることを知りました。最終的には、「ここなら安心して、自分を成長させることができる」と思い当社に転職しました。
今、私が所属している施設管理事業部では、保有している施設の管理、そして維持管理に必要な点検の予定表と報告書の作成を主な業務としています。それらに加え、建物の修繕業務と見積書や報告書の作成、オーナー様やショップからの修繕に関する問い合わせ対応なども行っています。
現在の仕事の中で、空調設備の修繕や更新工事にともなう業者様との対応をスムーズに行えているのは、前職で得た技能や知識があってのことだと思いますね。このように、前職の経験を活かせることは、これまでの仕事に価値があると感じられてとてもありがたいです。

INTERVIEW
2

人の日常を
維持管理する

以前、照明器具の修繕を行うためショップへお伺いしたところ、「実は植栽に関する修繕も依頼したい」とご依頼を受けたことがあります。複数のトラブルが重なっていたらしく、とても不安そうなご様子でしたが、すべての修繕が終わると安心してくださり、深々とお礼をいっていただきました。自分の仕事はただ故障したものを直すだけではなく、人の安心感にも深く関わっているのだと実感した出来事でした。
さらに、ショップやオーナー様から修繕を頼まれるということは、「管理が行き届いておらずトラブルが発生した」という、施設管理にとってはマイナスの状況であるといえるかもしれません。しかし、修繕が完了すると、感謝の言葉をいただけるプラスの状況に変わります。つまり、私たちの仕事はマイナスをゼロに戻し、そして施設の運営に支障がないようにゼロの状態を維持する仕事であるともいえます。そう考えると、人の役に立つというのは、サービスや商品によってプラスの要素を与えるだけではなく、普段の何気ない日常を維持管理することでもあるのだと思います。

INTERVIEW
3

静岡の日常を
守るために

前職での経験があって転職したとはいえ、私にはまだまだ足りない部分が多いと感じます。施設管理に関する知識を深めるために関連する資格を取得し、業者の方に頼らなくても異常が起きた際に一人で判断できる力を身に着けたいです。さらに、新規物件の商談も任されるようになってきましたが、まだ不慣れで上司のお力をお借りすることも多いため、自分だけで商談を完結できるように場数を踏んでいければと思います。
そして、施設管理にはスケジュールの管理能力が求められます。施設での点検や修繕が完了した際、場合によっては民間や官公庁への報告書作成が必要となることがあります。その中で、以前、点検後の報告書の提出を忘れてしまい、関係先にご迷惑をかけてしまったことがありました。もう、同じミスはしないようにと強く意識をしていますが、これから業務の規模がスケールアップしてくると、管理項目も報告書の数も多くなるはずです。だからこそ、漏れなく施設の安全を守れるように、よりスケジュール管理の精度を高めていきたいです。
最後に、施設管理の仕事はショップや取引先様のためだけにあるのではないと私は考えています。業務上でのやりとりが多いのはそういった立場の方々ですが、商業施設は、なによりもそこへ楽しみにやってきた人々のためにあるはずです。そして、新静岡セノバは静岡の方々にとって生活の一部とも言えるほど馴染み深い場所です。静岡の人々の何気ない日常を維持管理しているつもりで、これからも施設管理に関する研鑽を積んでいこうと思います。

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