次は自分が、

人を励ませるように

PEOPLE #02
セノバ事業部 販売促進課
大庭 帆月季
2020年 新卒入社

大学時代に出会った静鉄プロパティマネジメントの社員に憧れて入社を決意。新静岡セノバを周知するためのイベント企画や販促を担当している。

INTERVIEW
1

きっかけは
「あけましておめでとう」

静鉄プロパティマネジメントを志望したきっかけは、大学時代に出会った当社の社員とのやりとりでした。当時、私は新静岡セノバでアルバイトをしていました。そして、ある年のお正月にシフトに入ってお店に立っていたのですが、年が明けてすぐということもあってなかなか気合いが入りませんでした。そんなときに、当社の社員の方がお店に来てくれて、「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と元気よく声をかけてくださいました。何気ない新年のあいさつでしたが、アルバイトの私にもこんなに丁寧に声をかけてくれたということが嬉しく、「こんな社会人になりたいな」と思ったのを鮮明に覚えています。そうして、自分が目標とする方が働いている当社に入社することに決めました。
現在、私が所属している販売促進課では、より多くのお客様に新静岡セノバに足を運んでいただけるように様々なアプローチでプロモーションを行っています。施設内では、クリスマスや周年祭などの大きな催しを企画し、雰囲気に合わせた飾り付けをしたり、イベントの開催を知らせるチラシを作成したりしています。また、SNSやテレビを通じて、イベント情報やおすすめ商品を紹介する業務も行います。ときには、私自身がテレビの取材を受けて、新静岡セノバの魅力を伝えることもあります。

INTERVIEW
2

やりがいが
聞こえる

商業施設の販売促進という仕事は、自分の業務の成果が数字として見えづらく、それが売上に繫がったかどうか分かりにくいものだと思います。一方で、数字以外の形で、仕事のやりがいを感じられるのも面白いところです。たとえば、何度も打ち合わせをしてようやく完成したイベントのチラシを、お客様が手に持っているのを見かけたとき。そして、チラシを見て買いに来たお客様がいたという話をフロア担当から聞いたとき。そんなときに、自分の仕事の成果を感じることができます。なかでも、私が特にやりがいを感じられるのは、ショップから直接声を掛けていただく瞬間です。「今回のイベント企画、とてもよかったです」「テレビで紹介していただいたお陰で、商品がたくさん売れました」と言ってくださると、次の企画はもっと頑張ろうと気合いが入ります。そうやって、声のかたちで仕事の価値を伝えてくださるのがとてもありがたいです。
また、たくさんの職種の方と触れ合えるのも、新静岡セノバで働く魅力の一つです。多くの方と知り合える機会を会社が用意してくれるため、あっという間に名刺がなくなってしまいます。様々な考え方や自分の知らない世界を見てみたいという方にはぴったりの仕事場だと思います。

INTERVIEW
3

山の上から、
新しい課題が見える

新入社員時代、ある企画で大きな失敗を経験しました。イベントに合わせて発売するショップの限定商品の企画を担当していたのですが、私がきちんと制作ルールを確認せずに商品制作を進めてしまい、最後の最後で発売できないということが判明したのです。何とかイベント当日までにショップに商品を作り直していただけましたが、自分の判断能力の甘さや報連相の重要性が身に染みた出来事でした。
それから2、3年経った頃に、同じく仕事に苦戦していた時期がありました。業務で失敗が続いてしまい、「自分は新入社員の頃から成長できていないんじゃないか?」と不安になりました。そんな状況を上司に打ち明けると、「最初の山を登り終えたから、次のもっと高い山が見えてきたんだよ。今は、次の山を登っているところ。大庭さんはちゃんと成長しているから、大丈夫」と励ましてくれました。心がふっと軽くなって、救われたような気持ちがしたことを覚えています。
そうやって、周りにフォローされて、励まされながら成長をしてきました。今後はもっと多くの業務に携わることで経験値を増やし、高い視点から全体を俯瞰して仕事を進められるようになりたいです。そうして、高い山の上から見渡せば、きっとまた新しい山が見えてくるはず。もし、私に後輩ができたら、上司が励ましてくれたように「あなたは次の山を登っているんだよ」と伝えてあげようと思います。

OTHER PEOPLE